BPなしでもしっかり膨らむココアシフォンの作り方

アレンジシフォン

こんにちは、ゆーさんです。

チョコレート系のフレーバーと言えばお菓子作りでは大定番ですよね。

シフォンケーキでもココアを使ったシフォンケーキは大人気のフレーバーで年中食べたい味ですが特にバレンタインシーズンには上手に美味しく作りたいですよね。

膨らみにくく難しそうというイメージを持たれるココアシフォンですがポイントを押さえることでベーキングパウダーなしでもしっかりふわふわに膨らんだシフォンケーキを作ることができます。

今回はココアシフォンをベーキングパウダーなしで作る方法をお伝えしたいと思います。

ココアシフォンケーキの作り方

ココアやチョコレート系のシフォンケーキのレシピでは膨らみにくさを改善させるためにベーキングパウダーを使用したものをよく見かけますよね。今回のレシピはベーキングパウダーなしでもしっかり膨らむようにちょっとしたコツもお伝えしていきます。

材料

ココアフォンケーキの材料(17㎝型1台分)
  • 卵黄 4つ
  • 卵白 4つ
  • 薄力粉 40g
  • ココアパウダー 30g
  • グラニュー糖 70g
  • 乾燥卵白(あれば) 2g
  • 米油 30g
  • 牛乳 90g

今回は富沢商店の純ココアを使用しました。ココアパウダーは30gたっぷり使用してチョコレート感をしっかり出していきます。吸水性が薄力粉より良いので卵黄生地を柔らかく作るために牛乳をプレーンシフォンより30g増やしています。

乾燥卵白はなくても作れますがココアシフォンの場合よりしっかりとしたメレンゲを作る必要があります。乾燥卵白を使用するとメレンゲのきめ細かさ、丈夫さが格段に良くなります。

メレンゲ作りが苦手な方はぜひ使用してみてください。

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作り方

それではさっそく作っていきたいと思います。

基本的な作り方はプレーンシオンケーキと同じ要領となります。

あらかじめオーブンは190℃(ご家庭によって差があります)に予熱しておいてください。

ココアシフォンケーキの作り方
  •  ①
    牛乳、こめ油を湯煎しておく

    50℃のお湯で牛乳、こめ油を湯煎しておきます。

    50℃の湯煎のお湯の作り方

    ①使用するお湯の半量を沸騰させる

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    ②沸騰したら同量の水道水を加える

    ③約50℃のお湯の完成

  • 卵黄生地の作成

    ココアシフォンに使用するココアパウダーもチョコレートの一種なのでチョコレートの溶ける温度帯(50℃付近)に湯煎をしながら卵黄生地を作成していきます。

    卵黄をハンドミキサーで白っぽくもったりするまで攪拌していきます。

    白っぽくなったら温めておいたこめ油を加えてハンドミキサーで乳化させていきます。

    マヨネーズ状にモッタリとしてきたら温めておいた牛乳を加えハンドミキサーで乳化させていきます。

    プレーンシフォンよりかなり水分は多めですが粉を加えるとちょうどよくなりますので心配せずにしっかり攪拌してください。

    しっかりと攪拌し十分乳化ができれば続いて粉を加えていきますがここでワンポイント!

    あらかじめビニール袋に入れて粉を振っておくとココアパウダーと薄力粉がまんべんなく混ざり更に空気を含ませることができるので粉をふるう効果もあって一石二鳥ですよ(^^)

    合わせた粉類をさらに粉ふるいで2回に分けて加えていきます。粉を加えたら粉っぽさが無くなるまでしっかりと混ぜてください。

    残りの半分の粉も加えてしっかりと混ぜたら卵黄生地の完成です。

    湯煎に置いたままメレンゲ作りに移ります。表面が乾かないように軽くラップをかけておいてください。

  • メレンゲの作成

    続いてメレンゲ作りです。メレンゲの作成はプレーンと同じように低速でゆっくり丁寧に作っていきますがプレーンシフォンのメレンゲよりほんの少し柔らかく仕上げることを意識してみてください。

    作成前にグラニュー糖と乾燥卵白を混ぜ合わせておきます。

    卵白に塩(分量外)を一つまみ加えて低速で泡立てていきます。

    表面にまんべんなく小さな泡が出てきだしたら乾燥卵白を加えたグラニュー糖の1/3を入れて中速で泡立てていきます。

    全体的に白く泡立ってきだしたら残りのグラニュー糖の半分を加えてさらに中速で泡立てていきます。

    ハンドミキサーの跡が残るようになったら最後のグラニュー糖を加えてツノが軽くお辞儀する程度まで中速で泡立てます。

    ハンドミキサーの跡がつき最後のグラニュー糖を加えるタイミング

    ここからツノを立てるとほんの少し傾く程度までメレンゲを立てます。ここは感覚でつかんでもらうところが多いので何度か練習してもら必要がありますが、泡締めした際に「プレーンシフォンより少し抵抗が少ないかな」と感じる程度まで泡立てるようにしてください。

    仕上げにハンドミキサーを低速に切り替え1分間泡のキメを整えたらメレンゲの完成です。

  • 卵黄生地とメレンゲを合わせる

    ここからは手際の良さと手数を少なくすることが重要です!

    しっかりと泡締めしたメレンゲの1/3を卵黄生地に加えます。

    この時はある程度しっかり混ぜても大丈夫ですがメレンゲを切るように混ぜて泡を潰さないように意識して混ぜるようにしてください。水分量を増やしたおかげで卵黄生地が緩めなので馴染みやすく少ない手数でしっかりと混ざりきるかと思います。

    残ったメレンゲの半分を加えます。ここからは特に手数意識してください!

    ポイントは

    • 泡を切るように
    • 優しく
    • 手早く

    とにかく泡を潰さないように少ない手数で混ぜるようにしてください、この時は大きなメレンゲの塊がなければ多少白い筋が残っていても大丈夫です。

    ある程度混ぜれたら最後はメレンゲのボウルに卵黄生地を流し込んで合わせていきます。

    この時も優しく・手早く・泡を切るようにを意識してください。

    大きな塊を混ぜ合わせたら最後はヘラに持ち変えて数回底からすくうように混ぜてメレンゲの混ぜ残しがないようにしていきます。

    白い塊がなくしっかり混ぜ合わせたら生地の完成です。

    トロっとしたボリューム感のある生地なっていると大成功です。

  • 焼成

    完成した生地を型に流し入れ生地の表面を平らにならしていきます。

    横割れ防止のため型の側面に生地をこすりつけるのもお忘れなく。

    竹串で底をぐるぐるとかき混ぜたら190℃に予熱しておいたオーブンを170℃に下げて30分間焼いていきます。(ご家庭のオーブンによって癖が異なりますので使用されているオーブンに合わせて温度、焼き時間は変更してください)

    10分経過したら包丁で生地の表面に十字の切れ目を入れて前後を180℃反対にしてください。オーブンの温度が下がらないように手早く行いましょう。

    焼きあがったらすぐに10㎝程度の高さから軽くたたきつけて蒸気抜きをしてその後逆さまにして4時間以上冷ましていきます。

  • 型外し

    生地がしっかり冷めたら型から外していきます。

    ご自身の得意な方法で外していただいて大丈夫ですがバレンタインなどのプレゼント用の場合はナイフでの方はずしがおすすめです。

    難易度は少し高いですがつるつるの側面に仕上がって見た目にもとってもきれいなシフォンケーキができますよ。

    型はずしができたらしっかり膨らむココアシフォンの完成です。

ラッピング

せっかくココアシフォンなのでラッピングも綺麗にしてバレンタイン用にしてはいかがでしょうか?

ラッピングはOPPシートと100均のリボンやシールを使用すればとっても簡単にお店のような出来栄えにすることができますよ。

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正方形のOPPシートはホームセンターやamazonで購入可能です

個包装したシフォンケーキを画像のようにお皿に乗せてリボンでくくれば喜ばれること間違いなしです!

まとめ

難しいイメージのあるココアシフォンですがコツを押さえればBPなしでもしっかりと膨らませるとができます。

BPなしのシフォンケーキはふわふわ感が格段に違います。

バレンタインにはもってこいのケーキですので今年のバレンタインに挑戦してみてはいかがでしょうか(^^)

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