シフォンナイフはどれが使いやすいのか、シフォンナイフ2本とペティナイフを比較してみた

シフォンケーキ

シフォンケーキ作りをしている人は必ず一度はあこがれるツルツル側面の型外し。

慣れるまではなかなかうまくいかずせっかくのシフォンケーキの側面がボロボロになってしまうこともあります。

使っているナイフを変えればうまくいくかもと思ってしまうこともありますよね。

僕もそんな経験があってシフォンナイフ2本、パレットナイフ、ペティナイフといろいろなナイフで挑戦していました。

実際使用するナイフによって型外しの美しさは変わってくると思います。

今回は僕が実際使用したナイフの使用感とおすすめのシフォンナイフを紹介していきたいと思います。

格安・中堅値段帯のシフォンナイフとペティナイフでの型外しを比較

僕が使用しているナイフはこの3本。

左からamazonで購入できる格安シフォンナイフ、Instagramでお見かけした笹倉岳さん制作のシフォンナイフ、タダフサ包丁のペティナイフです。

僕が使用して最も綺麗に型外しが出来たのは意外なことにペティナイフでした。

個人的に感じた比較がこんな感じ。



格安シフォンナイフ


笹倉岳さんのシフォンナイフ


タダフサ包丁のペティナイフ
使いやすさぶれやすいぶれないスムーズな型外しできる
しなりしっかりありありなし
型外しの仕上がり時々生地に穴綺麗に外せるが安定しない安定して綺麗に外せる
詳細を見る詳細を見る

一つずつナイフを使った感想と型外しの様子をご紹介していきます。

格安シフォンナイフ

amazonで購入したシフォンナイフは最初に購入したナイフで「最初だしとりあえず安いので試してみよう」ということで購入しました。

プラスチック製で非常によくしなり型にもしっかり沿ってくれます。

しかし切れ味が悪く何度か挑戦しましたが僕はあまりきれいに外すことはできず、側面はけばけばになってしまいました。

ナイフが柔らかすぎるため型の中でぶれてしまうのかケーキに傷をつけてしまうこともありました。

僕の手になじまないだけできれいに外されている方ももちろんいらっしゃいます。

笹倉岳さんのシフォンナイフ

続いて2本目のシフォンナイフ。

プラスチックのシフォンナイフで全くうまくいかなかったので、もう少し本格的なものを探していた時にネットで検索して見つけたのが笹倉岳さんのシフォンナイフ。

笹倉岳さんは木の物、真鍮アクセサリー、アルミ鍛造カトラリーなどを販売されているハンドメイド作家さんです。

minneなどで商品出版されているのですが購入当時はシフォンナイフは販売されておらず、意を決してinstagramでDMを送ると作っていただけるということに!

届いたナイフがこちら。

ステンレス製でなんだかかっこいい!!

刃の切れ味もなかなかに良さそうです。

刃の硬さはそこまで硬くはなくしなるようになっており、シフォンケーキ型の側面に沿ってくれるようにできています。

デビュー戦はこんな感じ。

まだ毛羽立ちは目立ちますがプラスチックに比べると明らかにきれいになって型との密着が良くなったように感じます。

何より切れ味が良くなったためかスムーズに型外しができるようになりました。

3回ほど練習したらここまできれいに外せるようになりました。

これだけ出来たら個人的には大満足ですがなかなか毎回安定した側面とはいきませんでした。

ペティナイフ

シフォンナイフで練習を続けていましたがなかなか安定せず最後に行きついたのがペティナイフでした。

専用のナイフではないので上手く出来ないのではとあまり期待していませんでしたが、予想外にもこれが最も綺麗に外すことが出来ました。

1回目はけば立ったものの2回目でこのツルツル具合!個人的には十分満足です。

側面が綺麗に外せるとこんな遊びも!

ナイフの切れ味もよいため途中で引っかかることなくスムーズに型外しすることが出来ています。

シフォンナイフと違って刃がカーブしているので型に刃を添わせるためには斜めにナイフを入れる必要がありますがコツをつかめば問題なく外すことが出来ます。

しっかり研ぐことが重要

繰り返しシフォンナイフやペティナイフを使用していて気づいたことがあります。

それはきれいな型外しにはしっかりと研がれた切れ味の良いナイフが適しているということです。

ナイフの比較で最もきれいに外すことが出来たの専用ナイフでもないペティナイフでした。

ペティナイフで外していると明らかに型離れの良さを実感できます。

しかしペティナイフでも切れ味が落ちてくると失敗してしまうことがありました。

この時、外している最中に引っかかりを感じたこともあり包丁を研いでみると一気に毛羽立ちが改善されました。

シフォンナイフ度も同様のことが言えるので研げる素材の場合はしっかりと研いでから型外しするようにしてみてください。

シフォン21での側面が美しすぎる

最後に僕が最も気になっているシフォンナイフをご紹介します。

それが福井県にあるsnow cafeのオーナー渡辺さんが設計されたシフォン21です。

snow cafeのホームページはこちら

CLASIMONsより画像引用

型外しのために作られたまっすぐでしっかり研がれた刃は間違いなくきれいな側面に型外しできることが簡単に想像できてしまいます。

お値段が16500円とシフォンナイフの値段としては(というか包丁にしても)かなり高価なためなかなか手を出せずに購入できていません。

しかし使用されている方のinstagramを見ると美しい側面ばかり!!!

どれも美しすぎて自分もこんな型外しがしたいとあこがれてしまいますよね。

いつかは手にしたいシフォンナイフ、また購入したらご紹介させていただこうと思います(^^)

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