こんにちは、ゆーさんです。
シフォンケーキのフレーバーを思い浮かべたときに真っ先に思い浮かぶのは何味ですか?
僕は断トツで紅茶のシフォンケーキが一番に思い浮かびます。
香り高い紅茶をふんだんに使用して紅茶の風味たっぷりなシフォンケーキ。
茶葉を使う方法、紅茶を煮出して水分に加える方法、紅茶パウダーを使用する方法といろいろ作り方はありますが今回は手軽に手に入る茶葉を使用した作り方をご紹介していきます。
茶葉はアールグレイがおすすめ
紅茶の茶葉はアールグレイやアッサム、ダージリンなどいろいろ種類がありますがシフォンケーキに使用する茶葉はアールグレイがおすすめです。
ミルクティーならアッサムというイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
もちろんアッサムでもダージリンでも作ることはできるのですがアールグレイは茶葉にベルガモットの香りをつけてあり、焼いた後も紅茶の香りをしっかりと感じることが出来ます。
クッキーなどのほかの焼き菓子でもアールグレイをよく見かけるのはこのためです。
茶葉の大きさは細かいものが◎
茶葉の目が粗いものはシフォンケーキのくちどけを邪魔してしまうので茶葉は目が細かいものを使用してください。
ティーバックタイプのものがそのまま開けて使用できるのでおすすめです。
今回使用したのはこちら。
リーフタイプの場合ミルやすり鉢で細かくして使用するようにしてください。
ミルクティーシフォンケーキの作り方
今回の紅茶シフォンは水分を煮出した紅茶に変えて、生地に茶葉も加え全体を紅茶の香りいっぱいにしていきます。
材料
茶葉は煮出し用、生地用でティーバッグ3袋使用します。
作り方
水分を紅茶に変更すること、生地に茶葉を加えること以外は基本的にプレーンシフォンと同じ要領で作ることが出来ます。
- ①紅茶を煮出す
鍋に水40ccを沸騰させ紅茶の茶葉を加えて2分程しっかり煮出します。火加減は極弱火です。
そこに牛乳を加えさらに1分煮出します。
煮出した紅茶を70cc計量します。多少茶葉が入っても大丈夫ですので茶こしを使用しなくてもOKです。
煮出した紅茶とこめ油を湯煎にかけて温めておきます。
- ②卵黄生地の作成
卵黄生地は各工程でしっかりと乳化させていくことが重要です。
卵黄をハンドミキサーで白っぽくもったりするまで攪拌していきます。
白っぽくなったら温めておいたこめ油を加えてハンドミキサーで乳化させていきます。
マヨネーズ状にモッタリとしてきたら煮出した紅茶を加えハンドミキサーで乳化させていきます。
2分程しっかり攪拌したら薄力粉をふるって粉気がなくなるまで混ぜていきます。
そこの生地用の茶葉を加えて全体的に混ぜていきます。
卵黄生地の完成です。
- ③メレンゲの作成
メレンゲもプレーンシフォン同様きめ細かい泡を作るようにゆっくり丁寧に泡立てていきます。
作成前にグラニュー糖と乾燥卵白を混ぜ合わせておきます
卵白に塩(分量外)を一つまみ加えて低速で泡立てていきます。
表面にまんべんなく小さな泡が出てきだしたら乾燥卵白を加えたグラニュー糖の1/3を入れて中速で泡立てていきます。
全体的に白く泡立ってきだしたら残りのグラニュー糖の半分を加えてさらに中速で泡立てていきます。
ハンドミキサーの跡が残るようになったら最後のグラニュー糖を加えてツノが軽くお辞儀する程度まで中速で泡立てます。
仕上げに低速に切り替え1分間泡のキメを整えたらメレンゲの完成です。
- ④卵黄生地とメレンゲを合わせる
メレンゲを泡だて器で泡締め(30秒程度かき混ぜる)して1/3を卵黄生地に加えあわせていきます。
全体がしっかり混ざったら残りのメレンゲの半分を加えさらに生地を合わせていきます
ここからはメレンゲをつぶさないようにぐるぐる混ぜるのではなく切るように手早く混ぜていきましょう。
メレンゲのボウルに卵黄生地を移して混ぜ合わせていきます。
ここでも手早く行いますが混ぜムラがあると失敗の原因になるので白い筋が残らないようにしっかりと混ぜてください。
- ⑤焼成
完成した生地を型に流し入れ生地の表面を平らにならしたら型の側面に生地をこすりつけていきます(横割れ防止)。
竹串で底をぐるぐるとかき混ぜたら170℃のオーブンで28分間焼いていきます。
10分経過したら包丁で生地の表面に十字の切れ目を入れて前後を180℃反対にしてください。
焼きあがったらすぐに10㎝程度の高さから軽くたたきつけて蒸気抜きをしてその後逆さまにして4時間以上冷ましていきます。
- ⑥型外し
生地がしっかり冷めたらナイフ(シフォンナイフやペティナイフ)を型と生地の隙間に刺し方の型の側面に沿ってゆっくりと生地をはがしていきます。
型を寝かせると比較的外しやすいですよ。
側面が外せたら底も同じように型と生地の隙間にナイフを入れて1周外していきます。
真ん中は細いナイフや竹串で外してください。
綺麗に外せたら完成です。
まとめ
ミルクティーで水分を置き換えた濃厚な紅茶シフォンケーキの作り方を紹介していきました。
茶葉をたっぷり使用しているのでこのままでも香り豊かでおいしい味わいになっています。
もちろん生クリームとの相性も初群です。
フワシュワで口溶けの良い紅茶シフォンぜひ作ってみてください(^^)
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